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ブライトン三笘が先制アシストなど2点に絡む活躍 開幕に向け「全試合出ることは大事に」と目標設定

スポニチアネックス 2024年8月11日 10時37分

 ◇親善試合 ブライトン4―0ビリャレアル(2024年8月10日 英国・ブライトン)

 ブライトン(イングランド)のMF三笘薫(27)が開幕に向けた最後のプレシーズンマッチで2点に絡む活躍を見せた。ホームのビリャレアル(スペイン)戦で4―2―3―1の左サイドで先発。前半16分に左から切れ込んで折り返し、MFペドロの先制点をアシストした。その後も積極的にシュートを放つなど好機に絡み、2―0の後半25分には三笘のシュートが相手GKにブロックされたが、こぼれ球を拾ったMFミンテが追加点。三笘は5分後に退き、チームは4―0で快勝した。

 試合後、取材に応じた三笘は「チームとしてやりたいことはできたが、自分のコンディションはまだまだ上げていかないと」と指摘。好機に絡んだ一方でゴールがなかったことには「最後のところでメンタルや焦りもあったりする。そこはもう1回映像を見て。チャレンジの回数が増えていけば、確率は上がるので、それはいいこと」と振り返った。

 プレミアリーグ3年目の開幕を控え「全試合出ることは大事にしたい。上位を狙わないといけないと思うし、数字のところも残さないと。まずケガしないことが大事かな」と目標を掲げた。リーグ戦の出場は1年目が33試合、腰を痛めた昨季は19試合にとどまった。今季は全38試合出場を自らに課した。

 17日の開幕戦ではエバートンと対戦し、その後もマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルと難敵が続く。9月には日本代表のW杯アジア最終予選開幕を控えるが「それは(森保監督に)試合を見てもらって。(イングランドで)3試合やってから監督が決めることなんで」と話すにとどめた。

 リーグ戦での上位進出と日本代表復帰に向けては開幕3試合のスタートダッシュが必要になる。「やることははっきりしている。簡単なリーグじゃないが、やり続ければ結果は出るシーズンかな」と開幕を見据えた。

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