◇第106回全国高校野球選手権 第5日 報徳学園1―3大社(2024年8月11日 甲子園)
優勝候補の報徳学園が初戦で敗れる大波乱が起きた。
63年ぶり夏の勝利を目指す大社を相手に立ち上がり守備も乱れて2失点。この先制点が最後まで重くのしかかった。
7回には2死一、二塁から適時打を浴びて3点目を許し、プロ注目の右腕・今朝丸裕喜が降板。103球、8安打3失点で3年生最後の夏を終えた。
7回には1死二、三塁のチャンスを迎えたが、アルプス席の「アゲアゲホイホイ」の大合唱もむなしく、無得点に終わった。
9回に1点を返したが反撃もここまで。2年連続センバツ準優勝校がまさかの初戦敗退。報徳学園の春夏39回目の甲子園は苦い結果となった。