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IBF世界フェザー級は王者交代 亀田和毅の標的はアンジェロ・レオに

スポニチアネックス 2024年8月11日 18時7分

 プロボクシングIBF世界フェザー級タイトルマッチが10日(日本時間11日)、米ニューメキシコ州アルバカーキで行われ、王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)は挑戦者アンジェロ・レオ(米国)に10回KO負け、4度目の防衛に失敗した。

 ロペスは今年3月に阿部麗也(KG大和)を8回TKOで退けて3度目の防衛に成功。現在スーパーバンタム級で世界主要4団体を統一している井上尚弥(大橋)がフェザー級進出すれば有力な対戦相手候補とみられていた。また、元世界2階級制覇王者で、IBF世界フェザー級3位の亀田和毅(33=TMK)は今月24日に大阪・大和アリーナで同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)と同級指名挑戦者決定戦に臨む。挑戦権を得た際の標的は新王者レオとなる。

 新王者レオは元WBO世界スーパーバンタム級王者で、この日のKO勝利を含め戦績は25勝(12KO)1敗。唯一の黒星は21年1月に世界王座の初防衛戦でスティーブン・フルトン(米国)に喫したもの。この日は左右フックや右アッパーを振ってくるロペスに対し、レオは左ボディーや右の強打で対抗し決着の10回は左フックをクリーンヒット。ロペスは木が倒れるように背中からマットに沈み、10カウントを聞かされた。

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