◇パ・リーグ オリックス1―6ロッテ（2024年8月11日 ZOZOマリン）
オリックス・中嶋監督は、登板4戦連続で初回に失点を喫した先発の高卒2年目右腕・斎藤に「何とかしようとして（試合前のブルペンの）球数増やしたり、色々やっているんですけど。もちろん風が難しいとかはありますけど、ある程度（ゾーンに）集まっていかなきゃ…というのはありますよね」と言及した。
先頭の荻野にいきなりストレートの四球を与え、続く藤岡に先制2ランを被弾。結果的にこの日4四球を出した若き右腕に「ストライクを取ることに特化してしまっているんだったら、ちょっとこっちが考えているスケールには…。もったいないですよね。こじんまりとしてほしくないので。そこをもう1回取り戻すために、1回ちょっとリセットしようかなと思います」と、原点に立ち返ることを願った。
打線も種市の前にわずか2安打1得点と沈黙。「追い込まれたら難しい投手なんで、どうしても早いカウントで行くのは分かるんですけど、捉えてもいないというのも現状だし」と首をひねった指揮官は、前夜に左膝上部付近に自打球が直撃し、この試合を欠場した森の見通しについても「ちょっと分からないですね。当たったところが悪すぎて。膝の筋肉の所だったので。あの痛さは当たった人しか分からない」と口にした。