Infoseek 楽天

28年ロス五輪の注目は大谷翔平!「出てみたい」WBC&五輪のW制覇狙う 派遣には障壁も

スポニチアネックス 2024年8月12日 7時3分

 日本に感動と興奮を呼んだパリ五輪が11日(日本時間12日)、閉幕した。4年後の28年ロサンゼルス五輪では、追加競技として復活する野球に史上初めてメジャーリーガーが派遣されるかどうかに、関心が集まる。

 実現すれば最大の注目は、地元ドジャースの大谷翔平投手(30)だ。23年WBCに続き、ロス五輪でダブル世界一を目指すことになる。

 球宴前日の7月15日の会見では「出たい気持ちはもちろんある。国際大会はもちろん特別だと思うし、五輪は特別」と出場希望を明言。さらに「特に五輪は普段、野球を見ない人たちも見る機会は増えてくる。そういう意味では、野球界にとっても大事なこと。個人的にも出てみたいなという気持ちがある」と語った。これらのコメントは多くの反響を呼び、翌16日の会見で大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーも「話し合う準備はある。オープンな姿勢だ」と前向きな姿勢を示した。

 大谷は7月5日に節目の30歳を迎え、4年後は34歳となる。疲労回復など肉体の変化については「今年はもちろんDHだけなので、今のところ感じることはないです。リハビリがどんどん順調に進んでいって、これからブルペンとかシミュゲームも入ってくると思う。その先で多少やっぱりリカバリー遅いなって思うことはもちろんあるのかもしれないです。今のところはないかなと思います」と語っている。4年後に二刀流としてどんな形でプレーしているかも、興味深い関心事だ。

 ロス五輪のメジャーリーガー派遣には、シーズン中断、故障のリスク、保険など多くの障壁を残しているが、既にヤンキースのジャッジ、フィリーズのハーパーらも出場意思を示している。米国代表の「ドリームチーム」結成にも期待が高まる。 

この記事の関連ニュース