パリ五輪中継で服装が話題となっていたNHKの中川安奈アナウンサー（30）が12日、パリ五輪閉会式の中継キャスターを務めた。
中継の冒頭では、赤を基調に白と濃紺のストライプが入ったインナーに白いジャケットを重ねた清楚コーデで登場。「日本の皆さん、こんばんは。こちらパリは午後9時。だんだん日が落ちてきました。あとは閉会式を残すのみということで17日間戦いが幕を閉じます」とカメラに向かって笑顔で語りかけ、放送をスタートさせた。
今回のパリ五輪中継では一躍時の人に。開会式直前にエッフェル塔をバックに現地の様子をリポートした時のベージュの衣装が「裸に見える」「何も着ていない？！」などとSNSで物議を醸した。一方で「そんなことはない」「気にしすぎ」などの声や、テレビ東京を退社した松丸友紀アナが「ゲストを意識して地味に…という意味であえてベージュにしたんじゃないか」と自身の経験を踏まえて番組で話すなど、さまざまな意見が出てくる事態に。
5月に東京・渋谷の局内で行われた開閉会式中継キャスター発表会見の際、中川アナは「最初、閉会式担当と聞いた時は、大丈夫かな、務められるのかなと思いました」と語った後で「先輩たちにアドバイスをうかがいに行ったところ、祭りの余韻を伝えるものだと…。私はカリブ海のプエルトリコで育ったラテン系。皆さんと一緒に祭りの余韻を楽しめればと思います」と抱負を口にしていた。
ネットでは「ハキハキしたしゃべりがいい」「英語の発音がきれい」「上手だった」などの声が上がった。