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巨人ナイン ヘルナンデスとともに…一塁側ベンチに背番号42のユニホーム 3番に坂本、中堅にはオコエ

スポニチアネックス 2024年8月12日 18時39分

 ◇セ・リーグ 巨人―阪神(2024年8月12日 東京D)

 4年ぶりの優勝を目指す巨人ナインが無念の負傷離脱となったチームメートとともに伝統の一戦を戦っている。

 首位・広島を1ゲーム差で追いかける2位・巨人は2ゲーム差の3位・阪神と12日から本拠・東京ドームで3連戦。この日はその初戦となったが、一塁側ベンチの壁には背番号42が見えるように仲間のユニホームが掲げられた。

 背番号42を付けるエリエ・ヘルナンデス外野手(29=ドミニカ共和国)は前日11日に行われた中日戦(バンテリンD)の5回、中堅守備中に負傷して交代。木下の中前に落ちそうな飛球を地面スレスレで捕球しようとした際にグラブが人工芝に取られ、左手首が反対方向に折れ曲がった。

 激痛に顔をゆがめて担架で退場し、試合中に左手首骨折が判明した。5月28日に日本デビューしたヘルナンデスは6月14日から3番に定着し、骨折前日の10日には先制&決勝の8号ソロを放つなどチームの全2打点を叩き出して勝利に貢献していただけに、チームには大きな衝撃が走った。

 そして、「3番・中堅」で貴重な戦力となっていたヘルナンデスが不在となって迎えた伝統の一戦。巨人は「3番・三塁」に坂本、「6番・中堅」にオコエが入る新打線で臨み、壁にはヘルナンデスのユニホームが飾られた。

 先発右腕・山崎伊は初回、1番・近本の初球でいきなり150キロを計測するなど気合の入った投球。

 その裏、ヘルナンデスの隣で守ってきた「1番・右翼」の丸が中前打で出塁すると、ヘルナンデスとともにセンターラインを形成していた「2番・二塁」の吉川が初球で犠打を決めて1死二塁と先制機をつくった。

 ヘルナンデスに代わって4月27日のDeNA戦(横浜)以来107日ぶりの3番起用となった坂本は遊ゴロに倒れたが、4番・岡本和の三ゴロが佐藤輝の一塁悪送球を誘って1点先制。巨人が初回から得点している。

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