◇第106回全国高校野球選手権 第6日 関東第一7―1北陸(2024年8月12日 甲子園)
関東第一が初戦を突破した。
初回に1点を先制されたが、3回に北陸の守備のミスにも助けられ同点とすると、2番・成井の犠飛で勝ち越した。そこから4イニング連続得点を重ね、突き放した。
コロナ禍で活動を制限されてきた関東第一の吹奏楽部やチアリーダー部など部活生の話をいきものがかりが聞き、それをベースに書き上げた曲「声」。この日もスタンドからその元気の出るメロディーがナインの背中を押した。
今春センバツは開会式直後の第1試合で、八戸学院光星と激闘の末、タイブレークで敗れた。
夏、まずは初戦突破。春は1987年の準優勝が関東第一の過去最高成績だが、夏はオコエ瑠偉(現巨人)を擁して快進撃した2015年のベスト8が最高。主砲・高橋徹平を中心に“オコエ超え”を狙う。