◇第106回全国高校野球選手権 第6日 関東第一7―1北陸(2024年8月12日 甲子園)
5年ぶりの夏の甲子園で初戦を突破した関東第一の米沢貴光監督(48)は「センバツで凄く悔しい思いをしたので。ここに帰ってきて何かつかみ取ろうと」と、勝利を噛みしめた。
2―1と逆転した直後、エースの坂井遼を2番手で投入。
北陸の先発・井黒の出来を見てロースコアの展開になる、と勝負をかけた。「(先発の)畠中鉄心が合わせられてるな、という印象があり、ここは力で、坂井に早めに交代しました」。坂井は6イニングを無失点で米沢監督の期待に応えた。
今春のセンバツでは開会式直後の第1試合で八戸学院光星に延長タイブレークで敗れた。5年ぶりの夏は前回の3回戦、そしてオコエ瑠偉を擁した2015年のベスト8以上を狙う。