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馬術銅の“初老ジャパン” 銀メダル獲得の可能性あったけど…銅メダルで「うれしかった」理由

スポニチアネックス 2024年8月12日 21時32分

 パリ五輪の馬術・総合馬術団体で銅メダルを獲得した日本の大岩義明(48=nittoh)、戸本一真(41=日本中央競馬会)が12日放送のテレビ朝日系「サンドのパリ五輪総集編 メダリストが最速大集合!名場面(秘)全舞台ウラSP」(後7・00)に出演。銀メダルの可能性があったものの、銅メダルで「うれしかった」と思う理由を明かした。

 平均年齢41・5歳。“初老ジャパン”として日本では大きな話題となったチーム。競技前の大アクシデントを乗り越えての銅メダル。28日の第2種目クロスカントリーを終えてメダル圏内の3位につけ、最終種目の障害馬術を迎えたが、北島隆三の馬が馬体検査をクリアできず、20点減点。日本は5位に下がった。だが、減点法で点が少ない方が上位となる総合馬術で北島に代わって出場したリザーブの田中利幸、戸本、大岩が好走のバトンをつなぎ、快挙の扉を切り開いた。

 この大ピンチを乗り越えての快挙はチームにとって、さらにうれしいものがあった。戸本は「表彰式で優勝したイギリスのチームとか、2位になったフランスのチームは3人がメダルをもらった。リザーブの選手は出場していないので、メダルもないし表彰台も上ってない。けど、我々日本チームはリザーブの選手が出場して入賞したことによって、4人で表彰台に上れてメダルも4ついただけた」と明かした。

 4人全員で表彰台に上がり、メダルをもらえたことが「凄くうれしくて。北島選手が順当にいっていたら銀メダルを獲れた可能性が非常に高かったけど、我々にとっては銀メダルよりも4つの銅メダルが揃ったことの方がうれしかった」と振り返った。

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