◇セ・リーグ 広島10―3DeNA(2024年8月12日 マツダ)
広島は投打がかみ合って快勝。今季最多の貯金13とした。
試合後のお立ち台には、勝利を呼び込む活躍をみせた3人の「しょうご」が上がった。
まずは玉村「昇悟」。9回129球を投げて9安打9奪三振で3失点。2試合連続の完投で3勝目を挙げた。
玉村は開口一番「今日は“しょうご”が頑張りました!」。本拠地のファンから大きな歓声を浴び「しっかり(打線に)援護してもらって、だいぶ楽に投げられた」と笑顔で振り返った。
その左腕を大量点で援護したのが打線。続いてマイクを向けられたのは坂倉「将吾」だ。3回に同点に追いつき、なお1死一、三塁で勝ち越しの左前適時打。これが決勝打となり「前の人がすごい得点圏で回してくる。またか、と。これで打たなかったら野次られるな、と頑張りました」
続く4回には右翼へ7号ソロ。2安打3打点の活躍だった。
最後は秋山「翔吾」。3安打1打点の活躍だったが「(玉村、坂倉の)2人の活躍に比べると薄いけど…。“しょうご”という名前で今日は良かった」と喜んだ。
もちろん見事な活躍。一挙6点を奪った3回は先頭打者として左前打。これで口火を切り、再び回って来た打席では左前適時打と1イニング2安打をマークした。
3人の「しょうご」のそろい踏み。粋なヒーローインタビューにスタンドのファンも大喜びだった。