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巨人ケラーが古巣・阪神相手に移籍後初セーブ 吠えた!MAX158キロ 阿部監督「感心しました」

スポニチアネックス 2024年8月12日 22時22分

 ◇セ・リーグ 巨人1―0阪神(2024年8月12日 東京D)

 巨人のカイル・ケラー投手(31=米国)が12日の阪神戦(東京D)で昨季まで在籍した古巣相手に移籍後初セーブを挙げた。来日通算では5セーブ目。

 1―0で迎えた9回、5番手として登板。最初に打席へ迎えた2番・中野を156キロ直球で空振り三振に仕留めると、3番・森下は初球で三邪飛に。4番・佐藤輝は初球カーブのあと6球連続直球で押したあとの8球目カーブで空振り三振に斬って取った。

 打線は初回に岡本和の三ゴロが佐藤輝の一塁悪送球を誘発して1点先制。だが、相手先発右腕・西勇を最後まで攻略できず、投手戦となった。

 巨人の先発右腕・山崎伊は序盤から球数がかさんだものの、二塁すら踏ませない好投で7回途中2安打無失点で降板。7回2死からは高梨、船迫、バルドナードと必死につないだ。

 完封リレーの最後を3者凡退で締めくくり、山崎伊に7月16日の阪神戦(東京D)以来27日ぶりとなる今季8勝目を無事届けると、ケラーは大きくガッツポーズ。さらに感情を爆発させるようにマウンドで吠えた。

 この日は2連投中だった守護神・大勢がベンチ外。阿部慎之助監督(45)は「大勢が“上がり”なんでケラーでいくって決めてたんで。最後ドキドキしましたけどね、球速も上がってたし、ああいうピッチングができるんだなっていうのでね、感心しました」と称えていた。

 ケラーの投球内容は1回で打者3人に対して13球を投げ、無安打無失点。2三振を奪って四死球なし。直球の最速は158キロだった。

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