Infoseek 楽天

「虎に翼」初挑戦から18年…よね夢の弁護士バッジ!寅子&ネット祝福「おめでとう」「予告のじゃんけん」

スポニチアネックス 2024年8月13日 8時18分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第97話が放送さた。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第97話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は東京地方裁判所勤務。桂場等一郎(松山ケンイチ)久藤頼安(沢村一樹)多岐川幸四郎(滝藤賢一)と再会し、山積みの仕事に取り掛かる、星航一(岡田将生)との交際も順調。佐田優未(毎田暖乃)を連れ、航一の家を訪れる。航一の継母・星百合(余貴美子)長男・星朋一(井上祐貴)長女・星のどか(尾碕真花)と初対面し…という展開。

 竹原梅子(平岩紙)に口止めされていたものの、猪爪花江(森田望智)が思わず明かしてしまい、山田よね(土居志央梨)の弁護士資格取得が判明。寅子は出勤前、上野の「轟法律事務所」に急行した。

 寅子はよねを追い掛け「おめでとう。とうとうなったのね、弁護士に。自分を曲げず、何も変えず、よねさんのままで。凄いわ」と祝福した。

 「よねは一念発起して司法試験を受験。見事に合格して司法修習を終えたばかりです」(語り・尾野真千子)

 轟太一(戸塚純貴)が出した名刺には「山田轟法律事務所 弁護士 山田よね」。どちらの名前を先にするかは、じゃんけんで決めた。

 東京地方裁判所初出勤。桂場は最高裁判所人事課長→東京地裁所長、久藤は最高裁秘書課長→司法研修所所長、多岐川は最高裁家庭局局長→東京家庭裁判所所長と、それぞれ昇進した。

 久藤も「僕がニックネームを付けるのをあんなにハッキリと断ったのは、彼女(よね)と桂場くんぐらいだからね」と絶賛。かつて寅子は「法律はきれいな水、水源のようなもの」と評したが「きれいな水、水源は法律ではなくて、人権や人の尊厳なのではないか」。桂場は寅子の配属先を告げ、表情を緩めた。

 民事第二十四部の裁判長は、最高裁判所家庭局時代の同僚・汐見圭(平埜生成)。崔香淑/汐見香子(ハ・ヨンス)は徐々に法律の勉強を再開、娘の薫が大きくなれば、司法試験に挑むという。判事補は漆間昭(井上拓哉)。

 寅子たちが最初に高等試験を受けたのは第26話(5月6日)。劇中の年代は第26話が1937年(昭和12年)、第97話が1955年(昭和30年)。初挑戦から18年の時が流れた。

 「よねさん、おめでとう!」「次週予告のジャンケンはこれかぁ!」「やっと夢が叶ったね!寅ちゃんから逃げ惑う姿もかわいかった」などと祝福の声が相次いだ。

この記事の関連ニュース