◇第106回全国高校野球選手権大会第7日・2回戦 青森山田9―1長野日大(2024年8月13日 甲子園)
熱戦を繰り広げる球児たちの、一瞬の心温まるやり取りがネット上で話題となっている。
1―9で迎えた9回1死、長野日大・山田羽琉投手(3年)は青森山田・蝦名翔人(2年)の放った正面へのライナーを軽い身のこなしでキャッチ。打者の「すいません」の仕草に「大丈夫」と言わんばかりに、左手を挙げる仕草と笑顔で応えた。
さらに2死後、菊池伊真(2年)の放ったライナーも一塁方向にかわしながら、軽くキャッチ。珍しい2者連続の投直でこの回を終えた。
2者連続の投直とレアなプレーであることに加え、選手たちのお互いへの心遣いにネットも沸騰。「すげぇ!!って叫んでしまった」「山田投手のかわいい笑顔で今年の甲子園はもう満足」「打った打者が謝って大丈夫みたいに応えるピッチャー、、いいものを見た」「相手バッターが謝って、ピッチャーが頷いたシーン、すごく良かった」など、両者を称えるコメントであふれた。