◇第106回全国高校野球選手権 第7日 霞ケ浦―智弁和歌山(2024年8月13日 甲子園)
霞ケ浦の先発・市村才樹投手(2年)が1メートル87の長身左腕から繰り出すカーブに高校野球ファンがざわついた。
88キロ~90キロ台のスピードで大きく浮いてから角度をつけて捕手のミットに収まる。
元中日の今中慎二、元西武、巨人などの工藤公康を彷彿とさせる緩いカーブ。
これに120キロ台の速球と100キロ台のチェンジアップなどのコンビネーションで、茨城大会は4試合で7失点。5年ぶり3回目の甲子園出場をけん引した。
市村の登場にネットでも「今中みたいなカーブ投げるなあの緩いカーブ」「捉えても前にはなかなか飛ばないな」「霞ヶ浦のカツオカーブめちゃくちゃ厄介」と話題となった。