◇第106回全国高校野球選手権 第7日 霞ケ浦5―4智弁和歌山(2024年8月13日 甲子園)
霞ケ浦が智弁和歌山を破り、春夏4回目の出場で甲子園初勝利を挙げた
無死一、二塁からの延長11回タイブレークで2点を挙げ、その裏にリードを守り抜いた。
霞ケ関を率いる高橋祐二監督(65)は、異色の経歴の持ち主だ。
延長タイブレークを制した戦いを振り返り、「あと1アウトで勝つと分かっていても、本当に勝っちゃったとびっくりするというか、特別な思いがありました」と勝利の瞬間を振り返った。
同校野球部の出身だが、野球部の監督になる前はバレーボール部を19年間指導し、2001年には春高バレーにも出場した。
同校バレー部初の全国大会出場で、指導力も磨かれた。異色監督が大仕事をやってのけた。