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パリ五輪選手団帰国会見 海外五輪では史上最多45個のメダル 江村美咲「たくさんの勇気をもらいました」

スポニチアネックス 2024年8月14日 9時7分

 パリ五輪で海外での五輪では史上最多となる45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。

 会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 江村は「いいオリンピックになりました。たくさんの勇気をもらいました。ありがとうございました」とあいさつした。

 また、選手団の旗手を務めたブレイキン男子のSHIGEKIXは、自身が4位に終わったことについて「僕個人としては悔しい思いはもちろんあったが」とした上で、「パリ五輪という大会に挑戦したことに意味があるし、旗手として参加させていただき、開会式から閉会式まで楽しみ尽くしたし、この経験はかけがいのないものだと思っている」と充実感たっぷり。

 五輪について「全国民がエネルギーもらえる大会。この舞台に立った時点で“おめでとうございます”という思いでいっぱい」と仲間を祝福し、「五輪は、オンリーワンの中からナンバーワンを決める大会だと改めて感じたし、僕自身がやっているブレイクダンスというものは、自分にどれだけ価値をつけて、その中で特別なもの同士がナンバーワンを決めるところに、人々が胸を熱くすると思う。特別なもの同士がナンバーワンを決める素晴らしいもの。その魅力を少しでも五輪を通じて伝えられていたら良かった」と思いを語った。

 日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個を獲得。総数45個は海外の夏季五輪では最多となった。会見では世界を沸かせた日本を代表するアスリートが大会を振り返った。

 会見後は同所での解団式に出席し、JOC関係者らに雄姿を披露する。

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