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【レスリング】須崎優衣「4年後、8年後みなさんと金メダルを獲って…」 有観客での五輪にも言及

スポニチアネックス 2024年8月14日 13時36分

 パリ五輪で海外での五輪では史上最多となる45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。

 会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 過去最多となる8個の金メダルを含む計11個のメダルを獲得したレスリング代表らが登壇。女子50キロ級で銅メダルの須崎優衣(25=キッツ)は「東京五輪の時は無観客だったので今回、有観客での五輪というのは、自分自身強いこだわりがあった。その中で観客のみなさんと一体になって戦える感じがして、すごく心強かった」と有観客について語った。

 今後の五輪についても言及。「やっぱり金メダルを獲って観客のみなさんと一緒に喜び合いたかったという気持ちが強い。それは4年後にお預けになってしまったので、4年後、8年後しっかりみなさんと金メダルを獲って喜び合えるように、それをモチベーションにして頑張っていきたいと思う」と見据えた。

 14年の国際大会デビューから対外国人選手に負けなしの94連勝で迎えたパリ初戦。今回の女子6階級で唯一東京五輪を知り、金メダルを獲得していた須崎が、1回戦で18年アジア大会50キロ級でインド女子初のチャンピオンに輝いたビネシュにまさかの敗戦。そのビネシュが決勝に進出し敗者復活戦進出が決定した。さらにビネシュが当日計量失格で敗者復活戦が不戦勝扱いとなった。パリ2戦目として迎えた3位決定戦で意地のパリ1勝を挙げた。

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