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17歳玉井陸斗 報奨金の使い道明かす 「たくさん…」 パリ五輪で日本飛び込み史上初のメダル獲得

スポニチアネックス 2024年8月14日 13時59分

 パリ五輪で海外での五輪では史上最多となる45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。

 会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 男子高飛び込み銀メダルの玉井陸斗(17=JSS宝塚)は日本飛び込み史上初のメダル獲得の快挙を成し遂げた。「僕が初めてメダルを獲得できたということで、たくさんの先輩方の思いを背負ってメダルを獲得できたと思う。これから飛び込み界に貢献できたらいいなと思う」と堂々と語った。

 日本の飛び込み勢は1920年アントワープ五輪に内田正練が初出場してから誰一人として表彰台にたどり着けず、メダル獲得は105年越しの悲願だった。玉井は22年世界選手権で銀メダルを獲得し、今年5月の五輪テスト大会では東京五輪金メダルの曹縁を抑えて優勝した。

 昨夏の世界選手権は古傷の腰痛が再発して決勝を途中棄権。その後は腰の負担を軽減させるためフォーム変更に取り組んだ。従来は身体能力に頼り力任せに回転していたが、腕の振り上げ方や足の使い方など技術面を重視。体の負担が分散することで練習で追い込んでも腰痛を発症しなくなった。パリ五輪を終え、報奨金の使い道については「たくさんおいしいものを食べに行きたいなと思う」と笑顔で話した。

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