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ブレイキンのAMIとSHIGEKIX「このステージに立っている時点でオンリーワン」新種目の魅力発信

スポニチアネックス 2024年8月14日 14時35分

 パリ五輪で海外開催史上最多45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 女子ブレイキンで金メダルを獲得したAMI(湯浅亜実)は「オリンピックを通して、十人十色のブレイキンの魅力が少しでも皆さんに伝わってくれたらうれしいなと思います」とあいさつ。五輪新種目として日本中、世界中に魅力を発信した初代女王が競技の発展を願った。

 男子ブレイキン4位のSHIGEKIX(半井重幸)は、日本選手団の旗手としてあいさつ。「僕個人としては悔しい思いがあった」とした上で「このパリ五輪という大会に挑戦したことに意味があった」と充実感を示した。さらに「旗手として開会式から自分の競技、閉会式までオリンピックという祭典を楽しみ尽くした」と振り返った。

 ダンスで自らを表現するブレイキンという競技は「自分の存在そのものに価値を付けて、その中でナンバーワンを決めるところに魅力がある。人々の胸を熱くする」とSHIGEKIX。初めて経験した五輪という祭典を「ナンバーワンに向けて全力で努力する姿に、全国民、全世界が勇気づけられたりエネルギーをもらえたりする素晴らしい大会」と表現した。そして「既にこのステージに立っている時点でオンリーワンの存在。その中でナンバーワンを決める大会というのがオリンピックだなと改めて感じた」と熱く語った。

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