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スケボー堀米雄斗「スポーツ選手として頑張らないと勝てない世界」 男子ストリート3連覇へ意欲

スポニチアネックス 2024年8月14日 14時39分

 パリ五輪で海外での五輪では史上最多となる45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。

 堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)はスケートボード男子ストリートで21年東京五輪に続く連覇を果たした。「この3年間、死ぬ気でやってきて良かったと思います。応援ありがとうございました」と語った。

 決勝ではラン1本目で89・90点を出し、全体4位でベストトリックへ臨んだ。1本目で94・16点の高得点を出したが、2回目から4回目まで失敗し、得点を残せなかった。最後の1本で97・08点をマーク。281・14点で、ジャガー・イートン(米国)の281・04点を0・1点上回り、大逆転で連覇を手にした。

 東京五輪後は自分を育ててくれた日本のスケードボード界に恩返しするため、22年11月に地元の東京都江東区の力を借りて「夢の島スケートボードパーク」を開設。「スケートボードを始めた時は五輪とかはなくて、少しずつ五輪というものが見えてきて、そこにチャンスがあると思って目指してきた。自分がスケートボードを好きになった部分はストリートのカルチャーの部分だったりとか、そういったところが強くて、でも、やっぱり五輪選手として、スポーツ選手として頑張らないと勝てない世界なので、そこは切り替えて、これから頑張りたい」と意気込んだ。

 28年ロサンゼルス五輪についても触れた。「次の地元アメリカは、自分が小さいころアメリカでプロになることだけを夢に見て全てを懸けてやってきた。そんな場所で4年後にあるので、まずは五輪選手のチームに入れるようにして3連覇を狙いたい」と力強く語った。

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