ダウンタウンの松本人志(60)が女性に性的行為を強要したと報じた「週刊文春」などを相手取った損害賠償訴訟で、14日に行われる予定だった第2回弁論準備手続きが延期になったことが、同日分かった。双方の代理人が認めた。
延期になった理由について文春側の代理人を務める喜田村洋一弁護士は「裁判所の職権で決定したこと。理由については分からない。(こうした直前の延期は)そんなにはないこと」と説明した。
この日の弁論準備手続きは非公開のウェブ形式で行われる予定だった。延期は13日に決定され、次回の期日は未定となっている。
前回、6月5日に行われた弁論準備手続きでは松本側が記事内で性行為を強要されたと訴えた「A子」「B子」の特定を要請。田代政弘弁護士は「特定されないと認否ができない。特定しないのであれば、その前提で裁判を進める」と語っていた。