パリ五輪で海外開催史上最多45個のメダルを獲得した日本選手団の帰国会見が14日、東京都内のホテルで行われた。会見は選手団解団式に先立って行われ、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、男子ブレイキンのSHIGEKIX(半井重幸)に加え、メダリストが66人(江村含む)が出席した。
銀メダルを獲得した柔道混合団体のメンバーは、この日欠席した阿部詩(24=パーク24)と素根輝(24=パーク24)を除く男女計12人が出席。それぞれがパリ五輪を振り返り、4年後のロサンゼルス五輪への意気込みも語った。
▽永瀬貴規(30=旭化成)男子81キロ級・金メダル(2連覇)
「自分の持っている力を出し切れた大会だった」
▽阿部一二三(27=パーク24)男子66キロ級・金メダル(2連覇)
「無事に2連覇達成できてうれしく思います。次は3連覇を目指して頑張りたいと思います」
▽角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)女子48キロ級・金メダル
「少しずつ実感が湧いてきて、今は皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです」
▽斉藤立(22=JESグループ)男子100キロ超級
「悔しさの残る大会だったので、4年後この借りを必ず返します」
▽ウルフ・アロン(28=パーク24)男子100キロ級
「本日は私のためにこのような会を開いていただいて、ありがとうございます。応援ありがとうございました」
▽村尾三四郎(23=JESグループ)男子90キロ級・銀メダル
「個人団体ともに銀メダルと悔しさの残る大会でした。この貴重な経験を次に生かしたいと思います」
▽橋本壮市(32=パーク24)男子73キロ級・銅メダル
「チームジャパンに出会えたこと、柔道競技に出会えたことをうれしく、誇りに思います」
▽永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)男子60キロ級・銅メダル
「銅メダルという悔しい結果に終わったんですけど、たくさんの応援のおかげで良いオリンピックになりました。次は金メダル獲ります」
▽高山莉加(29=三井住友海上)女子78キロ級
「悔しさもありますが、楽しく柔道できました」
▽新添左季(28=自衛隊)女子70キロ級
「個人では思うような結果が出なかったけど、憧れの舞台で戦えたことを誇りに思います」
▽高市未来(30=コマツ)女子63キロ級
「最高の仲間と挑戦できたオリンピックは貴重な時間となりました」
▽舟久保遥香(25=三井住友海上)女子57キロ級・銅メダル
「この貴重な経験を次に生かしていきたいと思います」