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神戸MF森岡亮太が合流即フルメニュー「ゴール取り切る部分出したい」背番号88選択の意味は…

スポニチアネックス 2024年8月14日 15時16分

 8年半ぶりに古巣・神戸に復帰した元日本代表MF森岡亮太(33)が14日、チーム練習に合流した。

 「暑いですね、やっぱり…。思っていた以上にキツかった」と苦笑いを浮かべたものの、フルメニューを消化。今後はプレー強度の向上と戦術理解度を深め「その中でゴールを取り切る部分、クオリティーやリズム、クリエイティブなプレーを出していきたい」と早期のJ復帰戦を目指していく。

 15年冬まで神戸に6年間在籍。残留争いやJ2降格など厳しい時期を過ごしていただけに「今のチームレベルは上にいて当たり前。優勝もしているし、レベル的には全然違う」と驚きを隠さない。

 だが海の向こう側からでも神戸の動向は追っていた。立場や肩書きは変わったが、現役時代に神戸でチームメートだった吉田孝行監督や北本久仁衛コーチは今もいる。「8年半ぶり?そこまで離れていた感じはしない」と慣れるのに時間は掛からないと笑った。

 ベルギーではタックル数やボール回収率が格段に成長。典型的なトップ下タイプから万能型MFに変貌した。現在の神戸はプレー強度の高さがベースにあるが、フィットさせることに自信を見せた。

 背番号「88」は「(イニエスタの付けた)8は重すぎるけど、その番号には良い意味があるし、ゾロ目が好きなのもあった。最初に付けた背番号20も空いていたけど、プロ入り時の初心の気持ちと今回は全然違う」と選択した。求められるのは海外での経験を還元し、勝利やタイトルに貢献すること。“末広がり”な未来を目指して、神戸での第2章が始まった。

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