◇ウエスタン・リーグ 阪神7―1オリックス(2024年8月14日 鳴尾浜)
阪神2軍はオリックスに快勝した。
11日に出場登録抹消となった坂本誠志郎捕手(30)が7回に代打で出場。8、9回と2イニングでマスクをかぶるなど、22年8月2日中日戦以来、約2年ぶりの2軍戦出場となった。
以下は和田2軍監督との一問一答。
――先発のマルティネスは制球もすごい良く5回無失点も初めてだった
「あれぐらいは投げるピッチャーなんで。まあまあこの暑さもあるけど、粘り強くしっかり投げられたんじゃないかな。今日が特に良かったっていう感じではないけど、あれぐらいは投げられるピッチャーだよね」
――上から投げることとゾーン勝負を意識していたと本人が言っていた
「まあまあ感覚っていうところなんだろうけどね。そういう思いである意味、余裕があるというかストライクを取るのに必死じゃなくて、ちょっと(間を)空けてみようとか、そういう発想が湧くってことはある程度もう何回も先発してる中で、少しずつ余裕っていうか、気持ちの余裕が出てきてる中で、そういう余裕ができてる。初回に点が6点、大量点を取ったので逆に投げづらかったかもしれないけど、それでもフォアボールも2人。痛いフォアボールじゃないんでね、しっかり投げれたと思います」
――豊田が1号
「ちょっとやっぱ試合出続けるのと、熱くなってきてるのが重なって体力的にもきつくて、バッティング自体は今日入るまではそんなに良くなかったんだけど、完全に今日の1打席目でもうスコンと壁というかね、スコンと抜けて、2打席目のセンター前がまた芯で捉えてよかったし上がる前の状態に近づいてきてるんでね」
――坂本が降格後初出場
「今日からちょっとずつマスクを被って、打席に立ってというところで、明日は頭から」
――キャッチャーとしては
「まあまあそれはこっちにいるキャッチャーとちょっと経験値が違うんでね。やっぱり安心して見てられるし、やっぱキャッチングっていうところもさすがだなっていうところ」
――川原と佐藤蓮が火消し
「要所っていうかピンチでマウンドにいってああいう投球ができるようになって、やっぱり(背番号が)2桁になって、2桁になることでもやっぱりレベルが上がらないと、そこに(支配下に)なれないけどそこからもう1つね、ワンステップ上がったなっていう感じはしているかな。その2人も去年の今頃考えたらストライク取れるかどうかっていうような、もうそこと戦ってたピッチャーだけど、やっぱ1年経つとこれだけ変わるっていう、それはやっぱり鈴木もそういう思いでやってもらわないといけないと思うし、みんな、もちろんうまくなろうと思ってやっているんだけど、なかなか結果が出なくてもがいてる中で、ピッチングコーチも必死になって、なんとかしようって思いでやってるんでね。これからもしっかりコミュニケーションとってね。もうそこの壁をなんとか破れるようにね。ストライク入るかどうかの勝負じゃなくて、相手バッターとの打たれるか抑えるかの勝負をしてほしいんだよね。そこはまだ今日はできてないなっていう」