実業家の西村博之（ひろゆき）氏（47）が14日、ABEMA「Abema Prime（アベプラ）」（月～金曜後9・00）にリモートで生出演。岸田文雄首相（67）が同日、9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことから、次期総裁候補について言及する場面があった。
岸田文雄首相は14日、首相官邸で会見し、不出馬を表明した。会見で「自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。私は総裁選に出馬しない」と総裁選への不出馬を決断したことを明かし、「総裁選を通じて選ばれた新たなリーダーを、一兵卒として支えることに徹する」と述べた。
永田町では早速、次期総裁候補の名前が飛び交った。石破茂元幹事長、河野太郎デジタル担当相、高市早苗経済安保担当相、茂木敏充幹事長…。そして、40代の小泉進次郎元環境相や小林鷹之前経済安保担当相も取り沙汰される。
ひろゆき氏は「誰が次の総裁になると思うか？」と聞かれ、「派閥の論理的な、自民党の長老の人たちのやり方が分かってるのが、茂木さんしかいなくて。小泉さん、石破さん、河野さんって面白キャラは票が割れちゃうので。茂木さん確定でしょうがないよなって感じで見てます」と自身の考えを明かした。
茂木氏が総裁になったとしても自民党は変わらないと話した上で、「自民党員は変えたいと思うんですけど、国会議員は自分たちのポジションを維持したいので。国会議員が茂木さんを持ち上げて、今まで通りの自民党って感じになるんじゃないかなと思います。党員票は他の人がすごく高いけど、結局国会議員票が茂木さんに集まるから茂木さんだよねっていう構造かなと」と説明。
また、茂木氏について「会ったときの印象からにしても、失言がないんですよね。無難で頭のいい人なので、失敗をしないっていう。なので、マイナス点の少ない、国会議員に愛される総理大臣になるんじゃないかなって思います」とし、国民に愛されるかどうかは分からないと語った。
石破氏については「国会議員には支持されない人なので、難しいのでは」と発言。
期待が寄せられている若手議員については「今まで通りの自民党がいいよねって人は茂木さん、もしくは高市さんになっちゃうので。そうすると茂木さん1人勝ちになっちゃうのが残念だなとい思いますけど」としつつ、「小泉さんとか面白いと思いますけどね」と話していた。