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西武・渡辺監督代行 9回アブレイユの走塁妨害「誰もしてないんですよね。見たら…ちょっと不思議な感じ」

スポニチアネックス 2024年8月14日 22時42分

 ◇パ・リーグ 西武4―1ソフトバンク(2024年8月14日 ベルーナD)

 西武が連敗を8で止め、シーズン30勝目を挙げた。先発の隅田知一郎投手(24)が6回96球1失点の力投で7勝目(8敗)。首位を独走中のソフトバンクからは今季5勝目(14敗)となった。

 104試合目で12球団最後となる30勝目に到達。ちなみに今季12球団最速30勝はソフトバンクで、5月28日の交流戦・巨人戦(東京D)に2―0で勝利し到達。ソフトバンクから数えること78日での30勝到達(72敗2分け)となったが、隅田の気合の投球と外崎の2本の二塁打で9試合ぶりの勝利をつかみ取り、8月2勝目を挙げた。

 渡辺久信監督代行(59)は試合後、9回のピンチを回想。アブレイユが先頭の石塚を一塁線へのゴロに打ち取った場面で、アブレイユが捕球後に石塚の前を横切り一塁ベースを踏んだ。タイミングはギリギリアウトで塁審は何もコールしなかったが、主審が走塁妨害を宣告し無死一塁に。次に代打・甲斐に左翼線を破られる二塁打を打たれ無死二、三塁のピンチを招いた。その後、何とか得点を許さず3点差を逃げ切ったが、指揮官は「あのボテボテのライン線のボールだから、あれはピッチャーが取ってタッチすればいいんだけど。結果的に走塁妨害取られたけど、誰も走塁妨害してないんですよね。見たら。何であれ(妨害を)取ったのかな。(一塁手の野村)大樹はラインの中にいるし。アブレイユは妨害になりそうだけど、ボール持ってるんで、問題ないし。誰が走塁妨害したのかな?ちょっと不思議な感じ。でもねすぐそういうふうに言ったんで、あんまり時間かけてもしょうがないしね。アブレイユはマウンドにいるんで、何も言わなかったですけど。どこが、誰が走塁妨害だったのかなっていう。ちょっと聞いてみたいなと」と少し納得がいかない様子。

 「アブレイユも始めは分かってなかったけど、途中で理解して…古賀が説明してくれたんで、理解したみたいです。でもちょっと不思議な、なんでかなと思って、一塁審判なんも言ってないし。大樹はラインの中にいるから走塁妨害なんないし。どうしたんでしょう?分かんない」と繰り返し、首をひねりながら9回先頭の場面を振り返った。

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