◇セ・リーグ ヤクルト7ー6中日(2024年8月14日 神宮)
ヤクルトが中日を延長11回の末、サヨナラで下した。
6-6で迎えた11回2死満塁。それまで3三振を喫するなどノーヒットに倒れていた村上宗隆がサヨナラ打を放った。
この日は4-6の8回、2死から山田が四球で出塁。続く岩田が藤嶋の投じた内角寄りのボールを右翼席へ叩き込み、起死回生の同点2ランを放った。
13日の同カードでは、岩田が左手付近に死球を受け、高津監督がベンチから飛び出して激高。中日の片岡ヘッドコーチと言い合いになり、立浪監督が間に入ってなだめた。両軍メンバーも飛び出し、乱闘寸前に。警告試合となった。
嫌な雰囲気を払拭する劇的勝利。村上は、その前お立ち台に上がっていた岩田にならって「最高です!」と叫んだ。
「前の打席のことは考えてなかった。(自身の前に代打で出場した内山)壮真打ってくれないかなと思ったんですが、三振で…死にそうな顔して帰ってきたので、僕がカバーしたいなと思って打席に立った」と振り返った。