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古市憲寿氏 岸田首相の総裁選不出馬表明に「結局、何をしたい方なのかなってことが分かんなかった」

スポニチアネックス 2024年8月15日 9時18分

 社会学者の古市憲寿氏(39)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相(67)が14日、官邸で記者会見し、再選を目指していた9月の自民党総裁選に立候補しないと表明したことに言及した。

 岸田首相は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について「私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かいたい」と責任を取る考えを示した。

 2021年10月の発足から3年での退陣。ポスト岸田へ早くも動きが活発化し、石破茂元幹事長(67)は14日、訪問先の台湾で出馬意欲を重ねて表明。小泉進次郎元環境相(43)の動向にも注目が集まるなどしている。

 MCの谷原章介が「今回の一報を聞いてどう思いました?」と聞くと、古市氏は「結局、岸田首相って何をしたい方なのかなってことが分かんなかった」と言い、「昨日の会見にしても本当なら悔しいはずじゃないですか。だって政治家になって首相になって、ついに自分が長年やりたかったことがある種できる立場になった。外交なのか、憲法改正なのか、いろいろあったと思うんですけれども、そういう悔しさではなくて、むしろ怒りみたいなものを感じて、本当だったらもう悔しくて仕方ないはずなのに、悔しさじゃないんだなっていう」と話した。

 そして、「だからこの人、結局、やりたいことが本当はなかったのかなって見えちゃったんですよ。もちろん実績としてはねえ、いろんな細かいことたくさんあると思うんですけど、信念みたいなことが政治家としてないという点が、国民から見て支持率が低かった理由の1つなのかなと思っちゃいましたね」と自身の受け止めを話した。

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