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風間晋氏 ポスト岸田に「自民党の総裁というのは結局、国民の人気とか支持とかとは関係ないところで…」

スポニチアネックス 2024年8月15日 10時20分

 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が15日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相(67)が14日、官邸で記者会見し、再選を目指していた9月の自民党総裁選に立候補しないと表明したことに言及した。

 岸田首相は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件について「私が身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かいたい」と責任を取る考えを示した。

 2021年10月の発足から3年での退陣。ポスト岸田として、「小石河」の小泉進次郎元環境相(43)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)のほか、茂木敏充幹事長(68)、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、上川陽子外相(71)、林芳正官房長官(63)、田聖子元総務相(63)の名前が挙がっている。

 番組では、FNNの世論調査の「次の総理にふさわしい人」では、石破氏がトップで24・7%、次いで小泉氏の12・1%、高市氏の7・5%と紹介した。

 風間氏は、ポスト岸田について「2点あって、1つは、自民党の総裁というのは結局、国民の人気とか支持とかとは関係ないところで決まる。自民党は党員が昨年の末時点で109万人ですから、国民1億2000万人いるけれども109万人なんですよ、結局は」と言い、「もう1つは、派閥なき総裁選っていうけれども、もともと派閥の理屈でできているこの推薦人20人の縛りというのは変わらないんだなと。やっぱり自民党は変わっているところを見せたいと思っているのかもしれないけど、こういうところで、変わっていないっていうのが表れちゃってるよなって受け止めますね」と自身の見解を述べた。

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