元広島の西山秀二氏(57)が同学年の佐々岡真司氏(56)とBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。中学時代にバッテリーを組んだ桑田真澄巨人2軍監督(56)を制球力で超える広島レジェンド右腕の名前を挙げた。
西山氏は幼なじみの桑田氏と中学でバッテリーを組んで大阪府大会で優勝する。
中学時代の桑田氏は多彩な変化球を使いながら「構えたところに(ボールが)来るから簡単に捕れる」と振り返った。
上宮高からドラフト4位でプロ入り。「プロはみんな桑田みたいに投げるんやろなと思ったが、ぐしゃぐしゃ」と苦笑いした。
周囲から「お前は最初に桑田を受けてるから基本が分かってないからダメ。構えた通りに来るヤツなんかいない」と怒られたという。
その西山氏は広島に移籍して桑田氏を超えるかもしれない精密機械に遭遇する。
「総合的には桑田がナンバーワンですけど、北別府さんのコントロールは抜群だった。寸分の狂いもなかった」と昨年6月に亡くなった213勝右腕・北別府学氏の制球力を絶賛した。