世界最高峰のサッカープロリーグ「プレミアリーグ(イングランド1部)」は17日(日本時間)に24-25シーズンの初戦を迎える。昨季はマンチェスターCがイングランドのトップリーグ史上初の4連覇を成し遂げ、通算10度目の優勝。今季もリーグの中心となるのは間違いないだろう。そのマンチェスターCは、いきなり敵地でチェルシーとのビッグマッチで開幕を迎える。
日本勢の活躍にも注目が集まる。昨季10位で終えたクリスタルパレスには、イタリア・セリエAラツィオからMF鎌田大地(28)が加入。プレミアリーグについて「子供の頃から夢見ていたところ。一番競争力の高いリーグということはサッカーをしている誰もが分かっていると思う。自分自身がどれだけできるのか楽しみ。今まで培ってきたものがチームに良い影響を与えられるようにやっていきたい」と抱負。「中盤の選手のわりにはゴールやアシストを他の選手よりできると思う。そういう部分でもチームを助けることができれば」と話した通り、7月の3部チャールトン戦でアシスト、3部クローリー・タウンとのプレシーズンマッチで移籍後初得点、開幕前最後となるナント(フランス)戦でも得点するなど結果を出している。クリスタルパレスは、18日にブレントフォードと開幕戦を戦う。
7月の日本ツアーでも存在感を示したブライトンのMF三笘薫(27)は、開幕に向けた最後のプレシーズンマッチとなるビリャレアル(スペイン)戦で2点に絡むなどコンディションは上向き。日本代表メンバーのプレミア参戦には「世界最高峰のプレミアリーグで対戦できることはうれしい。5大リーグのプレミアリーグに参加できる選手が増えていけば日本代表の底上げにもなる。そこで得られるものを代表に還元できると思う」と歓迎した。ブライトンは、17日にエヴァートンとの初戦を迎える。
さらに、代表の主力であるリバプールMF遠藤航(31)、アーセナルDF冨安健洋(25)、今季オランダ1部AZアルクマールからサウサンプトンに移籍したDF菅原由勢(24)と5チームに散らばっている日本勢に期待したい。
いよいよ開幕するプレミアリーグは今季からU-NEXTで独占配信される。今季から30-31シーズンまでの7年間、パートナーシップ基本契約を締結し、国内における全試合の配信を開始する。