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ド軍・ロバーツ監督 継投失敗で逆転負け「みんな疲労が蓄積されている」どうなる…2位と最接近2差

スポニチアネックス 2024年8月16日 6時58分

 ◇ナ・リーグ ドジャース4-6ブルワーズ(2024年8月15日 ミルウォーキー)

 どうなる…。ナ・リーグ西地区で首位を快走しているドジャースが、15日(日本時間16日)のブルワーズ戦に痛い逆転負けを喫した。これで、ドジャースは2位のダイヤモンドバックス、パドレスと2ゲーム差まで接近。開幕直後を除けば、2差は最接近となる危険水域に入ってきた。

 試合後、ロバーツ監督は逆転を許した8回について「8回をハドソンで始めたのは良かったと思う。ただ最初の打者にミスを犯し、1点差の場面で二塁打を打たれた。そして、ミッチェルに不運な四球を与えてしまった。その後も(コントレラスの)併殺打になりそうなゴロが彼に当たった。ダブルプレーボールだった。その後も似たようなことがあり2点差を返せなかった。だが、こういうことはよくあることだ」と泰然自若だった。

 攻撃陣についても「アプローチは良かった」と不満を見せなかった指揮官だが、問題は救援陣。「特にこの時期はみんな疲労が蓄積されている。コペックはいい仕事をしてくれている。ハドソンは我々の安定したリリーバーの1人だ。彼らの仕事量を管理することにはできる限りベストを尽くそうとしている。できる限りのことをする」と説明した。

 試合は先発のフラーティが初回、2番・チョウリオに先制2ランを浴び、1死後には4番・コントレラスに追撃のソロ弾。タイガースから移籍し、ここまでドジャースで2連勝と勝ち運を運んできた右腕だったが、いきなりの3失点発進となった。

 その後、打線が奮起し、3-3と同点に追いついた後、6回にキケ・ヘルナンデスが勝ち越し適時打を放ったが、8回に暗転。4番手で登板したハドソンが無死満塁の危機を招き、左前打、三ゴロ、遊ゴロの間に3点を失って、逆転を許した。

 大谷は1安打を放つも、得点には結びつかず。9回2死から空振り三振に倒れて最後の打者となり、敵地は大歓声に包まれた。

 この日は試合のなかったダイヤモンドバックスは、8月に入り12勝2敗。同じく2位のパドレスも11勝2敗と猛追しており、予断を許さない状況となってきた。

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