女優の伊藤沙莉（30）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は16日、第100話が放送された。
＜※以下、ネタバレ有＞
向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子（ともこ）の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
第100話は、猪爪直明（三山凌輝）の婚約者・田沼玲美（菊池和澄）は直明の唯一の頼みが同居だと明かし「お試し同居」を提案…という展開。
同居問題をめぐる「家族裁判」は閉廷。猪爪花江（森田望智）と直明は仲直りした。
星航一（岡田将生）は佐田寅子（伊藤沙莉）に正式にプロポーズ。寅子は返事を保留した。
「分からないのです。『永遠の愛を誓う必要なんてないんですから』（航一）。あの廊下で交わした言葉と、プロポーズがどうしても結びつかないのです」（語り・尾野真千子）
原爆裁判の第1回準備手続（裁判を円滑に行うため、事前に論点を整理する作業）。国は請求棄却を求めただけ。答弁書は次回の期日前、3カ月後になる。
次週予告。甘味処・竹もとに、桜川涼子（桜井ユキ）玉（羽瀬川なぎ）、女子部の先輩・久保田聡子（小林涼子）中山千春（安藤輪子）の姿もあった。
SNS上には「ついに女子部仲間みんな揃う？涙が出てきた」「同窓会を竹もとでやるの？胸熱すぎる」「予告の乾杯シーンで既に胸がいっぱい（涙）」などの声が上がった。
19日から第21週「貞女は二夫に見えず？」に入る。