愛知県名古屋市で今月3日に開かれたコスプレ世界一決定戦「ワールドコスプレチャンピオンシップ2024」。日本代表が12年ぶりに優勝し幕を閉じた中、2位のスウェーデン代表が披露した『となりのトトロ』にも大きな注目が集まった。
男性コスプレイヤーのヘンドリック・ピレルドさんがトトロの着ぐるみに入り、女性パートナーのビクトリア・クリステンセンさんがサツキに扮した。
中でもトトロはまるで実在する生き物のようにリアルに作り込まれ、客席の度肝を抜いた。口は開閉し、耳はぴょこぴょこと動き、大きな目も瞬きしたり、動いたりするハイクオリティー作品だ。
スウェーデンの公共放送「SVT」のニュースサイトによると、ヘンドリックさんは銀メダルについて「嬉しかった。みんな非常に優れた作品で厳しい戦いでした」と振り返った。約340時間かけてトトロを制作。来日の際は、日本にトトロがちゃんと届くか気をもみ、緊張していたという。
（コスプレ図鑑取材班）