◇第106回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦 明徳義塾-関東第一(2024年8月16日 甲子園)
明徳義塾(高知)の1年生捕手・里山楓馬が逆転打を放った。
0-1の3回、継投したばかりの相手2番手・畠中を攻め立て、2死満塁の好機をつくると、里山が真ん中付近の直球を捉え、左前打。三塁走者に続き、二塁走者も生還し、一振りで試合をひっくり返した。
里山は1年生ながら背番号「2」を付け、初戦の鳥取城北戦では2年生・池崎安侍朗とバッテリーを組んで95球の「マダックス」で完封勝利した。下級生同士のバッテリーでのマダックス達成は、04年修徳(東東京)の斉藤勝(2年=元日本ハム)―長野祐斗(2年)以来となった。