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早田ひな発言「特攻平和会館行きたい」巡る指摘 古市憲寿氏が真意を説明「早田さんを批判するわけない」

スポニチアネックス 2024年8月16日 12時9分

 社会学者の古市憲寿氏(39)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新。15日にフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演した際の発言について、思いを述べた。

 古市氏は番組で、パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得した早田ひなが帰国後、都内で会見した際に「アンパンマンミュージアムに行きたいのと、鹿児島(知覧)の特攻平和会館に行って、自分が生きているのと卓球ができているのが当たり前じゃないことを感じたい」と話したことに言及した。

 古市氏は早田の発言について「意外でしたよね、その言葉がポーンと出てくるのは」と言い、「僕も父親の実家が鹿児島で、知覧のそばなんで、知覧とか万世の特攻の資料館はよく行ったりするんですけど、特攻があったから今の日本が幸せで平和だっていうのはちょっと違うなと思っていて、むしろ特攻みたいなことをさせない社会にしていく必要があると思う」と指摘。

 続けて「もちろん特攻の記憶を受け継ぐことは凄い大事なんですけど、それにただ感動して泣いて終わりにするんじゃなくて、特攻みたいなものがもう2度とこの国に現れないようにするにはどうしたらいいんだろうって、そういったきっかけになるような、そういうふうに平和を考えることが凄い大事かなって思います」と自身の考えを述べていた。

 この古市氏の発言について、一部から批判的な声が上がったという。

 古市氏は「番組ご覧になりましたか?早田ひなさんを批判するわけがないじゃないですか」と主張。「特攻隊の話題が出てくるたび、都合よくその歴史を美化する馬鹿な人を批判してるんです」と呼びかけた。

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