◇第106回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦 明徳義塾2-3関東第一(2024年8月16日 甲子園)
明徳義塾(高知)は関東第一(東東京)に敗れ、2021年以来、3年ぶりに夏8強を逃した。
1点を追う3回2死満塁から8番・里山楓馬(1年)が左前へ2点打を放ち、逆転に成功した。
ところが、2-2の6回に関東第一に1点を勝ち越されると、7回は無死一、二塁で、8回は1死二塁であと一本が出ず、本塁が遠かった。
投げては初戦の鳥取城北戦で95球で完封勝利を挙げた背番号10・池崎安侍朗(2年)が9回8安打3失点、126球の粘投も及ばなかった。
試合後はアルプスへあいさつに向かうと涙が止まらず、潤んだ目でキャッチボールをした。