パリ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で金メダルを獲得した文田健一郎(28=ミキハウス)が16日、フジテレビ「ノンストップ」(月~金曜前10・00)にゲストとして生出演し、試合で着用していた“勝負下着”を披露した。
渡辺和洋アナウンサーから「今回のパリオリンピック、実はあるものを身に付けて戦っていた」と振られると、文田は後ろから白い布のようなものを取り出した。「パンツなんですけど…」。白地に股間部分が赤い丸という、日の丸デザインのボクサーパンツだった。
「実際に1回戦から決勝まではいていたパンツで」。下着には有美夫人(37)から「勝てないわけがない!そうでしょ?行くぞーっ!!」と激励のメッセージが書かれていた。さらに愛娘の遥月ちゃん(1)からも赤いペンで、文字にならないメッセージがしたためられていた。「2人からのメッセージをしっかり身に付けて試合に(臨んだ)」と明かした。
以前は白いハンカチにメッセージを書いてもらっていた。「白いハンカチを携帯しなければいけないというルールがあったんですけど、ハンカチにメッセージを書いてもらうのがルーティーンになっていた」。しかし「去年の世界選手権くらいから、出せと言われて。“ハンカチを持つな”と」と、知らない間にルール変更がされていたという。文田は従ったが、MCの「バナナマン」設楽統は「お守りを取り上げられたような…」と文田に同情していた。
下着へのメッセージは、その対抗策だったといい、「今度は絶対に脱がせられないように。言われないので、パンツに」と明かしていた。