24日に開催されるボクシングイベント「3150×LUSHBOMU vol.1」(大阪・大和アリーナ)でIBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦に臨む同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)が16日、関西空港着の航空機で来日した。昨年10月のIBF同級2位決定戦で元世界2階級制覇王者の亀田和毅(TMK)に判定勝ち。今回は指名挑戦権を懸けて、同級3位の亀田と再戦する。
以下はドラミニとの一問一答。
―来日して、日本の暑さはどうか
「南アフリカは今、冬なので(南半球のため)。季節は正反対だが、8日前に来日できた。これから試合に向けて調整していければ問題ない」
―現在のコンディションは?
「トレーニングキャンプをしっかりやって、自分を追い込めた。良いコンディションだ。特に変わったトレーニングはしていない。スパーリングのラウンド数は数えていないが、いつものボクシングのトレーニングキャンプで良いキャンプだったのは間違いないよ」
―昨年10月は亀田に判定勝ちした。再戦が決まった時にどう思ったか?
「前回と同じことをするだけ。前回も勝ちに日本に来て私が勝った。今回も同じことをするだけ。遠い南アフリカから日本に勝つために来たんだ。私がまた勝つよ」
―実際に戦った亀田の印象は?
「特に今まで対戦してきた他の選手と変わりはない。普通の選手。恐れることは何もないよ」
―今回は指名挑戦者決定戦で、勝てば世界王座へ挑戦できる点について
「前回とは私自身の意気込みが違う。今回の再戦は勝てば世界王座に挑戦できるんだ。世界王者になることは私の夢。この試合に勝って世界王座に挑戦する」
―亀田は今年3月に試合をしている。その映像を見たか?
「映像は見ました。相手はバンタム級の選手でかなり小さい選手だったし、試合を見ても何も感じることはなかったね」
―亀田が攻撃的なスタイルに変わったことに関しては?
「ボクシングスタイルを変えることは誰にでもできること。彼が10回ボクシングスタイルを変えても、自分が10回勝ちますよ」
―前回の試合後は日本国内を観光したか?
「前回はどこにも行ってないね。今回はどこかに行きたいけど、どこに行きたいとかはないね」
―日本で食べたもので、美味しかったものは?
「寿司だね。何の寿司が好きとかは特にない。南アフリカでも食べているけど寿司は好きだ」
―最後に日本のボクシングファンへ向けてメッセージを
「レラト・ドラミニが日本に戻ってきた。次の試合も必ず勝つから試合をお楽しみに。応援お願いします」