◇パ・リーグ ソフトバンク4ー0ロッテ(2024年8月16日 ペイペイD)
ソフトバンクは先発の有原航平投手(32)が今季2度目の完封勝利で対ロッテ11連勝となるリーグ単独11勝目。打線も初回に柳町達外野手(27)と山川穂高内野手(32)が2戦連発本塁打を放つなど4得点で2連勝を飾った。優勝マジックは「27」となった。
19年から10連勝と得意としているロッテ戦の先発マウンドに有原。初回から出塁を許しながらも無失点に抑えて、9回103球を投げ切って4安打で今季2度目の完封勝利。今季11勝目をマークした。
打線は初回から先発の有原を援護した。0―0の初回1死二塁のチャンスで3番・柳町がボールカウント2―0からロッテ先発石川が投じた3球目のストレートをはじき返すと、打球を右中間席へ運ぶ2戦連発となる4号2ランで先制した。
さらに主砲の勢いが止まらなかった。15日の西武戦(ベルーナD)で2打席連続弾を含む7年ぶりの1日3発の大活躍を見せた4番・山川も左翼席に叩き込む2戦連発27号ソロでリードを3点に広げた。
3―0の3回1死一、三塁のチャンスで近藤健介外野手(31)の左中間への適時二塁打で加点して、リードを4点に広げた。