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【バレー】ブラン監督「石川祐希に責任はない」真鍋監督「悔やまれる場面がいくつも」男女代表監督談話発表

スポニチアネックス 2024年8月16日 20時43分

 日本バレーボール協会が16日、男女の日本代表代表監督らのシーズン総括談話を発表した。8強だったパリ五輪を最後に退任した男子のフィリップ・ブラン監督は「日本のオリンピックメダリストに名前を刻む夢を達成させてあげられず悲しい」とコメントした。

 大会の分岐点に挙げたのが2―3で逆転負けした1次リーグ初戦ドイツ戦の第4セット。「勝てば私たちに大きな自信を与えてくれた」と振り返った。

 22年世界選手権王者イタリアとの準々決勝では計4度のマッチポイントを生かせず2―3で敗れたが「敗戦の責任は誰にもない。ましてやイタリア戦で32得点を挙げた石川祐希選手に責任はない」とエースをかばった。

 1次リーグで敗退した女子の真鍋監督は「あの1点、あの1本と悔やまれる場面がいくつもあるが、我々の実力だったのだと真摯(しんし)に受け止めている」と総括。ネーションズリーグと五輪本番の間隔が短く「大会にピークを持っていかなければならない難しいシーズンだった」と調整に苦労したことを示唆した。

 ネーションズリーグ準優勝については「今後の活躍が期待される若い選手にとって貴重な経験になった」と収穫を挙げた。

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