パリ五輪体操男子団体総合、個人総合、種目別の鉄棒を制し、3冠を獲得した岡慎之助（20＝徳洲会）、チームメートで先輩の杉野正尭（25＝同）が、16日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 2時間SP」（後8・00）に出演し、帰国後の様子を明かした。
団体総合では、最終種目まで首位中国との絶望的な3点差を大逆転し、2大会ぶりの金メダル。岡はその後、2つの金メダルに加え、種目別の平行棒でも銅メダルを獲得した。メダル4つをぶら下げての帰国に、「できすぎじゃないですか？」と謙そんした。すると杉野が、「慎之助の体操ってすごく評価されるべきだなと思っていたので、この結果で僕は、納得じゃないですけど、すごく可能性としてはあった」とフォロー。「日本の伝統である美しい体操というのをそのまま表現できる選手」と絶賛した。
鎌倉市にある練習場を、お笑いタレント陣内智則、タレント石原良純、藤本美貴、若林有子アナウンサーが尋ねる形で対面。収録は帰国4日後だったが、2人は既に練習を再開していた。岡は「昨日、軽く練習して…」と告白して驚かせた。
藤本からは「それは自分がやりたいんですか？それとも、やらされてるんですか？」と質問が。1日練習を休んだだけで、感覚にズレが生じるといい、杉野は「自分がやりたいというのもあります。休んで戻す方がしんどい」と答えた。パリ五輪の余韻に浸る暇なく、2人の目は既に次の試合に向いていた。