女優の伊藤沙莉（30）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は19日から第21週「貞女は二夫に見えず？」に入る。
＜※以下、ネタバレ有＞
向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子（ともこ）の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
次週予告。星百合（余貴美子）は「いけません。絶対に認めませんよ」。佐田寅子（伊藤沙莉）は「どうして私たちの名字が変わる前提なの？」、轟太一（戸塚純貴）は「お互いを支え合える保障は、法的にない。俺らが死ねば、俺らの関係は、世の中からはなかったことになる」、星航一（岡田将生）は「寅子さん、結婚するのやめましょう」――。
SNS上には「予告編を見ると、来週は夫婦別姓や同性婚にも踏み込みそうな気配」「“認めません”が何に対するものなのか」「“結婚はやめましょう”って、どういう意味よ」「来週は夫婦別姓と同姓パートナーに焦点を当てるんだね」「三淵嘉子さんの息子さん（寄生虫研究者・和田芳武）は実父（書生・和田芳夫）の和田姓を継いだけど、（裁判官・三淵乾太郎と再婚した）嘉子さんは三淵姓に入った。このドラマだと、どうするんだろう」などの声が上がった（敬称略）。
「原爆裁判」とともに注目される。