カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（26）が16日（日本時間17日）、本拠でのドジャース戦の試合前にメディア取材に対応。ドジャース・大谷翔平投手（30）や山本由伸投手（25）との再会を喜んだ。
3者は昨春のWBCで侍ジャパンのメンバーとして世界一に貢献。ただ、カージナルスとドジャースは開幕直後の3月末に対戦もヌートバーが左肋骨骨折で開幕を負傷者リスト（IL）入りで迎えたため、再会が叶わなかった。
ヌートバーは「クールだったよ。少しだけショー（大谷）にも会うことができた。彼の投球を邪魔したりしたくなかったからね」とキャッチボール中の大谷との会話はわずかだったものの久しぶりの再会を喜んだ。
そして、「昨日も今日も山本と話すことができた。今日の彼のライブBPを見たけど、彼は元気そうだった。彼には、他のみんなにも言ったんだけど、彼が今週リハビリしていて、今週の試合では投げなくてよかった」と右肩の腱板損傷でIL入りしている右腕の回復に安堵しつつも対戦がなくて良かったとイタズラっぽく笑った。
開幕はIL入りで迎えたことから「開幕シリーズを見据えていたんだど、残念ながら、会うことができなかった」とし「翔平にも言ったんだ。“おめでとう”と。そうしたら“彼は何のこと？”って。彼が結婚してから一度も話していなかったから“結婚おめでとう”と言ったんだ」とようやく大谷の結婚を祝福できたとした。
大谷の反応について「彼は“ありがとう”と言ってくれた」といい「だから、久しぶりだったんだ。あの人たちに会うのはいつも楽しいよ」とともに世界一を戦った元同僚との再会は格別とした。
また、今カードで再会が叶うことから、この日をカレンダーで丸で囲んでいたそうで「これは明らかに大きな試合になると思っていたし、8月の半ばに差し掛かって、シーズン終盤に2人とも戦いたいだろうから、大きなシリーズだ。そして、個人的にも、この2人と対戦できることは大きい」とどれだけ心待ちにしていたかと語った。
自身の健康状態には「健康状態はいい。気分もいい。準備はできているし、戻ってきたという感じだ」と100％とし、ここから調子をさらに上げたいと語った。