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山本由伸「1つ段階を進めている」故障後初めて打者相手に登板 151キロ計測し「感覚良く投球できた」

スポニチアネックス 2024年8月17日 8時51分

 右肩の腱板損傷で60日間の負傷者リスト(IL)に入っているドジャース・山本由伸投手(25)が16日(日本時間17日)、敵地カージナルス戦の試合前に実戦形式の投球練習(ライブBP)を行った。山本が打者を相手に投球練習を行うのは、IL入り後初めて。

 ライブBPはチームメートのべ5人と対戦。直球にカーブも織り交ぜて17球を投げ、無安打、2奪三振だった。

 登板後、メディア取材に応じた山本は「ライブBPを無事、投げられたので、1つ段階を進めているかなと思います」と安堵(ど)の表情。その上で「対打者に向けて投げられたってのは1つ大きなことだと思いますが、ゲーム復帰するところまでが1つなので、そこに向けて変わらずやっていくだけだと思います」と実戦登板へ向けて気を緩めずリハビリを続けたいとした。

 変化球は「ほぼ」すべて投げたとし投げている時の感覚についても「期間は空いたんですけど、それにしては感覚良く投球できていますし、ここから球数が増えていったりしたら、体の反応だったりいろいろとまたチェックするところが出てくると思うので、段階を踏んで細かい技術も含め、もっと練習していこうと思ってます」とまずまず良かったと語った。

 球速も94マイル(約151・2キロ)出ていたと明かし「しっかり投げられてますし、次投げたらもうちょっと上がると思いますし、とりあえず今日としてはすごく良かったかなと思います」とした。

 次回、次々回もライブBPを行う予定で「もう本当にプランがしっかり立てられてますし、そのプランよりも感覚がいいので、落ちついてやっています」と焦ることなく復帰を目指すとした。

 また、昨春のWBCで侍ジャパンとして一緒に戦った親交の深いヌートバーとも再会。「やっぱり再会できるのはうれしいですし、メジャーの球場で会えるのが特別なことだなと思います」と笑顔を見せた。

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