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【甲子園】智弁学園3年ぶり夏8強 大技小技で6点、左腕・田近楓雅チェンジアップさえて7回12K

スポニチアネックス 2024年8月17日 10時15分

 ◇第106回全国高校野球選手権 第11日 3回戦 智弁学園 6―3 小松大谷(2024年8月17日 甲子園)

 智弁学園(奈良)が2回戦で大阪桐蔭を破っていた小松大谷(石川)を下し、準優勝した21年以来、3年ぶりにベスト8入りした。

 初回2死三塁から4番・中道優斗(2年)の左前適時打で先制。1―2と逆転されて迎えた3回には1死二塁から好調の3番・山崎光留(3年)が左越え三塁打を放って追いついた。

 4回には無死二、三塁で8番・西川煌太(3年)のセーフティースクイズが相手ミスを誘って3―2と勝ち越し、9番・田近楓雅(3年)の内野ゴロの間にもう1点。5回にも敵失をきっかけに5番・近藤大輝(2年)の右越え適時三塁打、さらに6番・小路慶斗(2年)のスクイズで2点を追加した。

 2回戦で選抜優勝の健大高崎(群馬)から10三振を奪い1失点完投した背番号1のエース左腕・田近は3試合連続で先発。2回に適時打2本を含む3安打を浴びて2点を失ったものの、低めへのチェンジアップが有効で3回を除き7回まで毎回の12奪三振を奪った。球数が129球に達し8回からマウンドを譲ったが、7回6安打2失点の好投。8回からは3投手の継投で逃げ切った。

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