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FC東京と東京Vの東京ダービーは0―0 東京V・城福監督「あれだけ制圧したら勝ち点3を獲らないと」

スポニチアネックス 2024年8月17日 22時14分

 明治安田生命J1リーグは17日に9試合が行われ、FC東京と東京Vの“東京ダービー”はスコアレスドローに終わった。

 ホームゲームだったFC東京はパリ五輪代表のMF荒木を中心に攻撃を組み立て、後半7分にMF遠藤の左クロスから右足でシュートを狙ったが、枠を捉えられず。一方の東京Vは試合終盤に前線へのロングボールで活路を見いだし、サイドからのクロスでビッグチャンスを得たが、パリ五輪代表GK野沢のファインセーブの前にネットを揺らせなかった。

 東京Vはシュート数で相手の5本を上回る12本。特に後半は8本と猛攻をしかけた。古巣対決となった東京Vの城福監督は「後半は自分たちのやりたいことをほぼやれていた。あれだけ(相手を)制圧してるんであれば、やはり勝ち点3を獲らなきゃいけなかった」と悔しさを露わに。今後へ向けては「今日の出来であれば、もう10回決定機を作らないといけない。自分たちが今でできることは、決定機を増やすことしかない。それぐらいやれたはずのゲームだった」と必死に前を向いた。

 一方のFC東京のクラモフスキー監督は「70分までは自分たちがやりたいようなコントロールができていたと思う。攻撃はもう少し前の切れが必要だった。選手たちが勝ち点3を奪うために全てを出し切って戦ってくれたことを誇りに思っています。サポーターのために勝ち点3をもたらせずに残念」と振り返った。

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