◇セ・リーグ 巨人11―1DeNA（2024年8月17日 横浜）
巨人の杉内俊哉投手チーフコーチ（43）が井上温大投手（23）の投打にわたる活躍を喜んだ。
井上は6回で89球を投げ、4安打1失点と好投。打っては2回の先制打を含む2安打2打点という活躍だった。
杉内コーチとの試合後の一問一答は以下の通り。
（自ら）「いや、勝ってよかった」
――井上の代え時は。
「うん、球数は少なかったんですけど、今日は結構、野球をしたんでね、あの子は。走って、打って、投げてね（笑い）。きっと体力的にも限界かなと思いながら。それに試したい投手もいたのでね」
――気持ちも入った投球だった。
「そうですね。結果はね、打たれる抑えるはもちろんと思うんですけど、こういう狭い球場でどれだけ攻められるかという姿勢を僕は見たかったので。十分に攻めていけていたと思うし、オースティンとか、牧くん、佐野くんに恐れず投げていっていたので。そこは評価しています」
――夏場に4連勝。彼の成長は。
「いや、デカいね。うれしい誤算だね。成長というか、もちろんまだまだ伸びしろがある投手です。今年の投球が来年、通用するかどうかというのは正直、分からないですけどね。今年、勝てる時に勝っておくというのは凄く重要なことですしね。そのなかで自分に必要なことを分かって、来年につながればいいなと思いますよね」
――投手が打つのは大変。
「気分が乗っていけると思いますしね。僕もそうだったんですけど、それで波に乗っていけたんじゃないですかね、今日は2打点ですからね」