【芸能 覆面座談会】日本列島を熱く沸かせたパリ五輪が閉幕。テレビ各局の中継ではさまざまな著名人が大会を盛り上げました。一方で、芸能界では不祥事で謹慎するタレントが相次ぎました。おなじみのメンバーが気になる話題を掘り下げます。
本紙デスク タレントのフワちゃんが11日に活動休止を発表した。4日にSNSで芸人のやす子に不適切な発言をしたことで騒動に発展し、1週間でCMやテレビの仕事が一気になくなっていた。人気タレントが別のタレントをSNS上で誹謗（ひぼう）中傷して謹慎に追い込まれるとは前代未聞だ。
ワイドデスク ニッポン放送「フワちゃんのオールナイトニッポン0」の5日深夜の放送が急きょ休止。6日にはGoogle Japanが出演CMを公式サイトで非公開にした。Googleは「他者を尊重しない行為に関しては厳格なポリシーを有しています」と厳しく対応する構えを見せていた。さすが世界的企業は人権への意識が高いなと思った。
週刊誌記者 出演していた日本テレビ「行列のできる相談所」は出演シーンをカットする編集作業に追われて大変だったようだ。11日の放送ではトークシーンはなかったけど、どうしても見切れる場面はあった。
リポーター 同番組は2020年6月に不倫問題を報じられたアンジャッシュ渡部建が降板。くしくもその渡部からゲストの代わりに番宣するポジションを引き継いだフワちゃんも不祥事で番組を離れる。このポジション、誰もやりたくないよね。
本紙デスク フワちゃんはやす子に対面して直接謝罪した。わだかまりはないと聞いてるし、やす子もSNSで騒動の収束を呼びかけたけど、炎上状態は続いてるね。
ワイドデスク フワちゃんが発表した謝罪文にも疑問の声が上がってる。問題投稿についてアンチコメントを考え「その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました」と説明。その場に他者がいたことを示唆していた。一方で一緒に旅行していた2人の芸人の名前を挙げて「2人は投稿については関わっておりません」と書いていた。
週刊誌記者 名前を出された芸人たちは疑いの目を向けられて困っていたそうだよ。投稿の背景も本当にこの通りなのかな…。本来、謝罪文は事務所がしっかり整えるものだが、フワちゃんはフリー。各方面に相談していたとも聞いているけど、やはり調整不足の印象が拭い切れない。
本紙デスク 年上の人にもタメ口で話すなど、これまでの芸能界にいなかった異質さがウケていた。だけど、人を傷つける発言はもってのほか。本人は当初、芸能活動を続ける意向だったというが、仕事をしたくてもできない状況に追い込まれての謹慎となった。
リポーター 仕事関係者に大迷惑をかけたことはもちろんだけど、昨今はSNS上の誹謗中傷に対して厳しい目が向けられている。テレビタレントはイメージ商売な部分もあるし、復帰はしばらく難しいだろう。